「実家の田んぼに家を建てたい」 「相続した農地を駐車場にしたい」
こんな希望を持ったとき、「農地転用」という手続きが必要になります。
農地転用って何?
農地転用とは、田んぼや畑などの農地を、農地以外の用途に変更することです。
具体的には:
- 農地に住宅を建てる
- 農地を駐車場にする
- 農地に太陽光パネルを設置する
- 農地を資材置き場にする
これらはすべて「農地転用」にあたります。
なぜ許可が必要なの?
日本の農地は「農地法」という法律で守られています。食料自給率を維持するため、農地を簡単に減らさないようにする仕組みです。
そのため、農地を農地以外の目的で使う場合は、原則として許可が必要になります。
許可なしで工事を始めるとどうなる?
「自分の土地なんだから自由に使えるでしょ?」
残念ながら、そうはいきません。許可を取らずに農地を転用すると:
- 工事の中止命令が出る
- 原状回復(元の農地に戻す)を命じられる
- 3年以下の懲役または300万円以下の罰金
といった厳しい罰則があります。
まずは何をすればいい?
農地転用を考えたら、まず確認すべきことは:
- その農地は転用できる農地か?(青地・白地の区分)
- 誰の許可が必要か?(農業委員会・都道府県知事・農林水産大臣)
- 転用の目的は許可される内容か?
これらを確認せずに話を進めると、後で「転用できない土地だった」ということにもなりかねません。
まとめ
農地転用は、適切な手続きを踏めば決して難しいものではありません。ただし、法律で守られている農地だからこそ、ルールを守ることが大切です。
次回は「青地と白地、何が違う?」について詳しく解説します。
