記事1:農地転用とは?田んぼや畑に家を建てたい人が最初に知るべきこと

「実家の田んぼに家を建てたい」 「相続した農地を駐車場にしたい」

こんな希望を持ったとき、「農地転用」という手続きが必要になります。

農地転用って何?

農地転用とは、田んぼや畑などの農地を、農地以外の用途に変更することです。

具体的には:

  • 農地に住宅を建てる
  • 農地を駐車場にする
  • 農地に太陽光パネルを設置する
  • 農地を資材置き場にする

これらはすべて「農地転用」にあたります。

なぜ許可が必要なの?

日本の農地は「農地法」という法律で守られています。食料自給率を維持するため、農地を簡単に減らさないようにする仕組みです。

そのため、農地を農地以外の目的で使う場合は、原則として許可が必要になります。

許可なしで工事を始めるとどうなる?

「自分の土地なんだから自由に使えるでしょ?」

残念ながら、そうはいきません。許可を取らずに農地を転用すると:

  • 工事の中止命令が出る
  • 原状回復(元の農地に戻す)を命じられる
  • 3年以下の懲役または300万円以下の罰金

といった厳しい罰則があります。

まずは何をすればいい?

農地転用を考えたら、まず確認すべきことは:

  1. その農地は転用できる農地か?(青地・白地の区分)
  2. 誰の許可が必要か?(農業委員会・都道府県知事・農林水産大臣)
  3. 転用の目的は許可される内容か?

これらを確認せずに話を進めると、後で「転用できない土地だった」ということにもなりかねません。

まとめ

農地転用は、適切な手続きを踏めば決して難しいものではありません。ただし、法律で守られている農地だからこそ、ルールを守ることが大切です。

次回は「青地と白地、何が違う?」について詳しく解説します。